理系と理系を目指すすべての人へ! 「理系の歩き方」第2回

産経ニュース
17 Nov 202210:22

Summary

TLDR今回のゲストは東京工業大学と中央大学で研究を進める二項さんです。彼は、カーボンナノチューブを用いた非破壊検査用の高感度カメラを開発しており、インフラの安全性を向上させる技術に取り組んでいます。このカメラは、軽量で柔軟なカーボンナノチューブフィルムと3Dプリンター技術を駆使し、どんな環境でも構造物内部の検査が可能です。彼の研究は、劣化したインフラの検査や工場での品質管理に革命をもたらす可能性を秘めています。

Takeaways

  • 🎓 二項さんは東京工業大学工学院の博士課程3年生で、河野幸夫教授の研究室に所属しています。
  • 🔍 彼の研究は産業製品や社会インフラ設備の持続的な安全性と品質検査を実現するための高感度な非破壊画像計測技術に焦点を当てています。
  • 📷 開発しているカメラはカーボンナノチューブをフィルムとして使用しており、物の中に異物や亀裂があるかどうかを調べることができます。
  • 🌐 カーボンナノチューブは薄くて軽く、変形や切り貼りが可能で、光や電磁波を吸収する特性を持っています。
  • 🛠️ 3Dプリンターでカメラ本体の形を変えることで、さまざまな場所に適応できるカメラを開発しています。
  • 🤖 モーターユニットや簡易ロボットを用いて、カメラを難しかった場所に運ぶことが可能です。
  • 🔬 赤外線やミリ波、テラヘルツ波などの電磁波を使用して物の内部状況を調べることができます。
  • 🏆 二項さんは多くの賞を受賞しており、その研究成果は高い評価を受けています。
  • 🏫 彼は将来、大学教員や研究者として、学生と一緒に小さな成功体験を積み重ねることが夢です。
  • 👨‍🏫 河野先生は二項さんの指導教員で、著名な研究者でありながら、学生の成功を大切に思っており、大きな影響を与えています。
  • 🌟 二項さんは研究の純粋な楽しさを伝えることに力を注いでおり、日本の科学技術の未来について前向きな姿勢を示しています。

Q & A

  • ゲストの所属する大学と研究内容は何ですか?

    -ゲストは東京工業大学工学院の博士課程3年生で、産業製品社会インフラ設備の持続的な安全性と品質検査を実現するための高感度多機能な非破壊画像計測組織およびシステムの研究開発に取り組んでいます。

  • ゲストが開発しているカメラの特徴は何ですか?

    -ゲストが開発しているカメラは、カーボンナノチューブをフィルムとして使用しており、薄くて軽くて変形や切り貼りが可能で、高い効率で光や電磁波を吸収することができる特性を持っています。

  • ゲストの研究で使用している「カーボンナノチューブ」の利点は何ですか?

    -カーボンナノチューブは薄くて軽く、変形や切り貼りが可能で、高い効率で光や電磁波を吸収できるため、カメラの柔軟性や多様な環境への適応性に優れています。

  • ゲストの研究で開発しているカメラはどのような場面で使用されることを想定していますか?

    -そのカメラは構造物の内部に異物や亀裂がないかの検査や、箸やトンネル、水道管、送電線などのインフラの検査に使用されることを想定しています。

  • ゲストの研究で使用する電磁波の帯域を変えて複数撮影することはなぜですか?

    -電磁波の帯域を変えて複数撮影することにより、精度を上げ、物の状態や裏側の状況をより正確に把握することができます。

  • ゲストの研究で開発しているカメラが実現する社会的意義は何ですか?

    -そのカメラは人の手を使わずに危険な場所での検査が可能にし、インフラの維持や修復の効率化、品質検査の自動化などに貢献すると期待されています。

  • ゲストの研究に対するハードルとは何ですか?

    -ハードルは、過酷な環境に耐える能力、製造工程のスピード感に適応する必要性、撮影速度の向上、カーボンナノチューブフィルムの特性を最大限引き出す技術開発などです。

  • ゲストが影響を受けた人物は誰ですか?

    -ゲストが影響を受けた人物は指導教員の河野幸夫教授で、著名な研究者でありながら、学生の成功を大切にする教育者であり、大きな刺激を与えてくれています。

  • ゲストの将来の夢は何ですか?

    -ゲストの夢は大学教員そして研究者になることであり、学生と一緒に小さな成功体験を積み重ね喜ぶことができる姿を目指しています。また、将来的には奨学金財団を設立して学生を支援することも考えています。

  • ゲストの趣味は何ですか?

    -ゲストの趣味は野球、猫の世話、音楽を聴くこと、ピクニックに行くことです。特に茶トラの猫を飼っており、休日には横浜の山下公園にピクニックに行っています。

  • ゲストが所属する研究室の現在の構成員は誰ですか?

    -ゲストを含む総勢16名の学生がおり、うち10人がゲストの指導を受けています。卒業生の中には国の研究機関で働く方やメーカー、インフラ、IT企業で活躍している方々がいます。

Outlines

00:00

🎓 理系の歩き方 - 二項さんの研究

東京工業大学工学院博士課程3年の二項さんが、カーボンナノチューブを使用した高感度非破壊画像計測システムの研究について語ります。この技術は構造物内部の異物や亀裂の検出に役立ち、特にインフラの検査に革命をもたらします。彼は柔軟性と高い効率を持つカーボンナノチューブの特性を活かし、3Dプリンターやロボット技術と組み合わせて、どんな場所にも侵入できるカメラの開発を進めています。

05:02

💡 研究のきっかけと影響を受けた人

二項さんは小さい頃から機械いじりが好きで、自然と研究者の道を選びました。研究生活を通じて、指導教員である河野幸夫教授から大きな影響を受け、彼の研究成果は数々の賞を受賞しています。研究室での先輩や同期との交流が楽しく、博士課程まで進学しました。河野教授は学生の成功を喜び、研究者兼教育者として彼を支えています。

10:03

📅 休日の過ごし方と夢

二項さんの趣味は野球と猫で、横浜の山下公園でピクニックを楽しむことが好きです。夢は大学教員として学生と共に小さな成功体験を喜び合うこと、そして将来は奨学金財団を設立し学生を支援することです。研究室には東工大と中央大の学生が在籍し、総勢16名で日々研究を進めています。

Mindmap

Keywords

💡東京工業大学

東京工業大学は日本の国立大学の一つであり、特に工学分野で高い評価を得ています。このビデオでは、東京工業大学の工学院の博士課程3年生の二項さんがゲストとして登場し、その研究活動について語っています。

💡非破壊画像計測

非破壊画像計測とは、物質を破壊することなく内部構造や状態を画像化する技術のことです。ビデオでは、二項さんが産業製品や社会インフラ設備の持続的な安全性と品質検査を実現するための高感度多機能な非破壊画像計測組織およびシステムの研究開発に取り組んでいると紹介されています。

💡カーボンナノチューブ

カーボンナノチューブは、非常に薄くて軽い管状の構造を持つカーボンのナノ材料です。ビデオでは、その薄さと軽さ、そして変形や切り貼りが可能であること、また高効率で光や電磁波を吸収する特性を利用して、どんな場所でも物の内部状況を見通すことができるカメラの開発に用いられていると説明されています。

💡3Dプリンター

3Dプリンターとは、デジタルモデルをもとに物質を層ごとに積み上げて物体を作ることができる機器です。ビデオでは、3Dプリンターを使ってカメラ本体の形を変えることができるようにし、さまざまな場所に適応するカメラを開発していると触れています。

💡モーターユニット

モーターユニットとは、電気を入力に変えて回転運動を生み出す装置のことです。ビデオでは、モーターユニットや簡易ロボットなどを用いて、カメラがどんな場所にも入り込むことができるように開発していると述べています。

💡赤外線

赤外線は、人間の目に見える光の範囲を超える長波長の電磁波です。ビデオでは、赤外線やミリ波、テラヘルツ波などの電磁波を用いて、物質の内部状況を調べることで、品質検査や構造物の内部に異物や亀裂がないかの検出に役立つと紹介されています。

💡マルチバンド撮影

マルチバンド撮影とは、異なる波長の電磁波で複数回撮影し、それらを比較することで精度を高める技術です。ビデオでは、電磁波の帯域を変えて複数撮影し比較することで、物質の内部状況をより正確に把握することができると説明しています。

💡自走式ロボット

自走式ロボットとは、自律的に移動することができるロボットのことです。ビデオでは、カーボンナノチューブのフィルムを用いて、自走式ロボットや吸盤式ロボット、多軸関節アーム、ドローンなどに装着することで、人手を使わずにインフラの検査を行う技術が開発されていると述べています。

💡品質検査

品質検査とは、製品や部品が一定の品質基準を満たしているかを確認するプロセスです。ビデオでは、カーボンナノチューブフィルムを用いたカメラ技術が、工場での製造環境に合わせた品質検査にもスムーズに導入されると期待されていると触れています。

💡先端技術大賞

先端技術大賞は、若手研究者の優れた研究成果を表彰する賞です。ビデオでは、二項さんがその研究成果でこの賞を受賞し、その喜びと責任感、そしてチーム全員への感謝の気持ちを語っていると紹介されています。

Highlights

今回のゲストは東京工業大学工学院博士課程3年の二項さんです。

東京工業大学工学院電気電子系の博士課程3年で、東工大の未来産業技術研究所と中央大学の理工学部を兼任する河野幸夫教授の研究室に所属しています。

産業製品社会インフラ設備の持続的な安全性、品質検査の実現に向けて高感度多機能な非破壊画像計測組織およびシステムの研究、開発に取り組んでいます。

研究室所在地は中央大学後楽園キャンパスです。

カーボンナノチューブをフィルムとして使い、どんな場所でも物の内部の状況を見通すことができるカメラの開発をしています。

カーボンナノチューブは薄くて軽く、変形・切り貼りが可能で高い効率で光や電磁波を吸収する特性を持っています。

3Dプリンターでカメラ本体の形を変えることができるようにし、モーターユニットや簡易ロボットなどを使ってどんな場所にも入り込むことができるカメラを開発しています。

赤外線やミリ波、テラヘルツ波を用いて物の内部や裏側の状況を映し出すことができます。

電磁波の帯域を変えて複数撮影し、精度を上げる工夫をしています。

研究は構造物の内部に異物や亀裂がないかを確認するために使われます。

カーボンナノチューブのフィルムは柔らかく、自走式ロボットや壁をよじ登る吸盤式ロボット、多軸関節アーム、ドローンへの装着が可能です。

無人の非破壊検査の実現が期待されています。

研究では製造工程の品質検査用としてもスムーズな導入が期待されています。

現在の10倍以上の撮影速度が必要です。

カーボンナノチューブフィルムは特性が変化するため、洗剤能力を最大限に引き出す技術が重要です。

研究を始めたきっかけは東工大での友人との時間を楽しんだことです。

指導教員の河野先生は学生の成功を人一倍喜んでくれます。

研究の楽しさを伝えることが大事だと考えています。

研究室ではチーム全員で研究を進めています。

多くの受賞をしており、特に先端技術大賞を受賞しています。

今後の夢は大学教員として学生と小さな成功体験を喜ぶことです。

奨学金財団を設立し、学生を支援したいと考えています。

研究室には東工大と中央大の学生が在籍しています。

卒業生は国の研究機関やメーカー、インフラIT企業の最前線で活躍しています。

日本の科学技術の未来について、現場レベルでは優秀な人材に溢れていると考えています。

論文数や統計的側面に注目されがちですが、現場の楽しさを伝えることが大事だと考えています。

Transcripts

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[音楽]

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理系の歩き方

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今回のゲストは

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東京工業大学

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工学院

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博士課程3年

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二項さんです

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東京工業大学

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工学院

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電気電子系の

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博士課程3年で

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東工大の未来産業技術研究所と中央大学の

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理工学部を兼任する

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河野幸夫教授の研究室に所属しています

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産業製品社会インフラ設備の

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持続的な安全性

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品質検査の実現に向けて高感度多機能な

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非破壊画像計測組織およびシステムの研究

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開発に取り組んでいます

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研究室所在地は中央大学

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後楽園キャンパスです

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[拍手]

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カーボンナノチューブをフィルムとして

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使いどんな場所でも

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物の内部の状況を見通すことができる

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カメラの開発をしています

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なぜカーボンなのチューブかというと

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薄くて

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軽くて

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変形

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切り貼りが可能で高い効率で光や電磁波を

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吸収することができる特性を持っている

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からです

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このカーボン玉のチューブの特性に加え3

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dプリンターでカメラ本体の形を変える

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ことができるようにするとともに

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モーターユニットや

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簡易ロボットなどを使ってどんな場所にも

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入り込むことができるカメラを開発してい

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ます

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どこにでも行けて何でも見通せる

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投資カメラということですか年といえば

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そうかもしれませんが

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主に

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構造物の内部に

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異物やあるいは亀裂などはないか

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赤外線や

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ミリ波

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テラヘルツハという

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光と電波の中間の電磁波をものに当てて

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10日や反射をカーボンナノチューブの

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フィルムに記録するとそのものの中の状況

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裏側の状況がどうなっているかを映すこと

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ができます

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また

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電磁波の帯域を変えて複数撮影し

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比較することなどで

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精度を上げる工夫をしています

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[拍手]

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ドラえもんの道具で言いますとまあ様々

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投資できるものがあるかなと思うんです

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けれども

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例えばですね

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投資メガネだったり投資スクリーンなどが

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比較的イメージとして近いのかなと思い

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ますねその

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研究で

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将来実現できることは

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例えば

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箸やトンネル

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水道管や送電線など日本全国のいたる

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ところに

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張り巡らされている重要なインフラが古く

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なる中でこうしたインフラの検査は人の手

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で行っている部分が多く

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例えばですね中にもぐりこんで

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目で見たり

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叩いて音を聞いたりして

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劣化していないか

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傷がないかというところを調べていました

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カーボンのチューブのフィルムは人の皮膚

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のような柔らかさを併せ持つため

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自走式ロボットや

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壁をよじ登る吸盤式ロボットさらには多軸

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関節アームやドローンへの装着が可能では

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ないかと考えられています

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送電線や洋上発電設備

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山間部の曲がりくねったトンネルなど人の

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手による検査では危険を伴う環境において

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無人の非破壊検査の実現が期待できます

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また

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様々なものを作る工場でその製造環境に

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合わせた

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工程内での品質検査用としても

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スムーズな導入が期待できます

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実現までのハードルは何ですか

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インフラが海や山地下など

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過酷な環境にあります

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体質

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防人

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腐食体制など

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過酷な環境に耐えられるようにしなければ

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なりません

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また工場での品質検査に組み込んで使う

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場合

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製造工程のスピード感に適応しなければ

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なりません

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撮影速度を現在の10倍以上に

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拘束する必要があります

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またカーボンナノチューブフィルムは作る

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過程で特性が変化するので

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洗剤能力を最大限に引き出す技術も重要

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です

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まだまだ撮像感度を引き上げることが

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できるはずです

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[拍手]

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きっかけは何ですか

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小さい頃から機械いじり電子工作に没頭し

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ていた小さい頃からの夢が研究者だったと

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いうことは

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全くありません

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東工大での友人との時間が楽しく

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研究室所属後も

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先輩同期後輩と過ごす時間が楽しく

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研究室生活を自然に楽しんでいるうちに

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気がついたら修士過程のさらに先の

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博士課程にまで進学していました

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で私が思うのは映画やドラマに出てくる

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ような大義名文がなくても

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研究は誰にとっても純粋に楽しめると思っ

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ています

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影響を受けた人はいますか

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指導教員の河野先生です

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占星自身が大変著名な研究者でありながら

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決して高圧的な態度はなく

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学生の成功

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受賞を人一倍喜んでくれて

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研究者と同時に

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教育者の鏡として日々大きな刺激を受けて

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います

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川奈先生

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リーさんはどんな学生さんですかそうです

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非常に優秀ってやっぱ自分の頭で考えて

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自分であのトライアンドエラーでいろいろ

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試みてですね最終的には結果を掴み取って

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しまうという非常にあの稀で優秀な学生

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さんですね

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[音楽]

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結果のインパクトが非常に高いですので

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いわゆる

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排卵区のジャーナルですとか高いレベルの

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受賞ですねそういったもの多数受けていて

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やっぱりこう正観がの反響が大きいという

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ところを反映してるんだと思います

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先端技術大賞を受賞するなど

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多くの賞を受賞していますねありがとう

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ございます

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先端技術大賞は

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文部科学大臣賞という枠での受賞や高窓の

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宮比久子殿下が五輪席の受賞式もあり

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うれしさとともに大変身の引き締まる思い

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です

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これまで幸いにも20個ほどの賞を

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いただきましたがどれをとってみても

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河野先生や

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共に実験を進めてくれている研究室

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メンバーなしには

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決して成し得ませんでした

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偶然にも私がその立場にいただけで

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チーム全員にとってのおめでたいことです

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彼ら

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彼女らへの感謝の気持ちがより深まる思い

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ですね

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興味があることは何ですかはい

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野球ですね小さい頃から野球をしていて

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下手なんですけれども見るのもプレイする

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のも好きです

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あと猫が大好きで

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家で茶トラの猫一切の男の子万博なんです

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けれどもその茶トラの猫を飼っていて

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戯れることが日々の癒しとなっています

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休日はよく横浜の山下公園にピクニックに

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行きますねあとは音楽が好きで電車の中で

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はいつもヒップホップを聞いていますね

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[拍手]

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夢を教えてください

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大学教員そして研究者を目指しています

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特に学生と一緒に小さな成功体験の

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積み重ねを喜ぶことができる姿が理想です

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また

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遠い先の未来ですが

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奨学金財団を設立して

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学生を支援することができればいいなと

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考えています

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には他にどんな学生がいますか

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東工大と中央大の両方の学生が在籍して

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おりまして私を含み

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総勢16名の学生がいますその

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うち10人が私の指導を担当学生で

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技術院2名を加えた13人で日々共に研究

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を進めています

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卒業生はどんなことをされていますか

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国の研究機関に勤めながら

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研究室時代の取り組みを大きく発展させて

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いる先輩や

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メーカーインフラIT企業の最前線で

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活躍している方々が多いです

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日本の科学技術の未来についてどう思われ

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ますか

play08:49

大きい枠組みでは悲観的なことを多々指摘

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されているかなと思うんですけれども

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現場レベルでは優秀な人材に溢れていると

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思います

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論文数といった

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統計的側面が注目されがちですが

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悲観的になりすぎずに現場の様子に

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スポットライトを当てる機会が増えていく

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研究が本来持っている純粋な楽しさであっ

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たり

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面白さがより一層伝わるのではないかなと

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思います

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先端技術対象をはじめ20以上の賞を獲得

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したリーさんは

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訪ねた研究室で

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後輩の学生に慕われる姿が

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印象的だった

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仲間を大切にするリーさんの

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真摯な姿勢が

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結果を出すことにつながっているようだ

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今後も

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チームの力で

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投資カメラを実用化し

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世界のインフラを守ってくれるに違いない

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この番組は

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産経新聞社と

play09:54

理系人材の就活を支援する

play09:57

赤陸がお届けしました

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産経新聞社では

play10:04

移行系学生

play10:06

若手研究者

play10:07

技術者のための

play10:09

先端技術大賞を開催しています

play10:12

詳しくは

play10:13

概要欄から

play10:14

ホームページをご覧ください

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